過去のことを思い出して落ち込むことってありませんか?
私はよくありました。
「あの時ああしなければ良かった」
「今思い出すとなんて恥ずかしいことをしたんだろう」
「あの出来事を思い出すと嫌な気分になる」
上げたらキリがないのですが
そこに思考が向くと
落ち込んで落ち込んで
体も重たくなるし何もやる気がでなくなってくる…。
さらに深いところまで落ち込むと
消えてなくなりたいような衝動まで出てくる。
でもある時ふと気づいたんです。
別に毎日そのことを思い出して落ち込むわけではない、
ふとした時に思い出して落ち込むわけです。
例えば、
ある人が大切にしているコップを割ってしまった。
ちゃんと謝って
「大丈夫だよ、気にしないで」と言ってもらえたけど
申し訳なさが消えなくて思い出しては落ち込む。
そんな出来事があったとします。
割ったことを思い出して落ち込むけど
ずーっとそのことを考えて落ち込むわけではない。
友達と飲みにいって楽しかったー!
と思っている時もあるし
焼肉を食べておいしい~♪
と幸せな気分になることもある。
でもふとした瞬間にコップを割ってしまったことを思い出して
その他にも過去にやってしまった失敗を次々に発掘していって
「自分はなんてドジでダメな人間なんだろう。」
「存在している価値がないんじゃないか…。」
というところまで落ち込んでしまう。
でも!
焼肉を食べておいしい~♪と幸せな気分になっている時も
友達と飲んで楽しかったー!ってなってる時も
「コップを割ってしまった過去」は存在するわけです。
なのにその時は
「自分はなんてダメな人間なんだろう」
なんて思っていません。
「コップを割ってしまった自分」は変わらないのに。
この時あれ?と思ったわけですよ。
変わらない「過去」のことに焦点をあてて
「今」を悪い方に変えてしまうのはとてもバカみたいなことだなと。
「人生楽しい方がいいですか?」
と聞かれたら迷わず
「はい!」と答えるのに
自分で楽しくなくしてしまっていることに気づいたんです。
なので今では過去のことを思い出して
落ち込みそうになると
「今思い出して落ち込んでも何も変わらない!」
とすぐに切り替えるように意識しています。
それを繰り返しているうちに
切り替えるスピードも速くなってきました。
楽しい人生は自分で作っていく
ようやくそのことに気づいて歩んでいっている途中です。